品名
ウナギ
鰻
ウナギ目 ウナギ科
英名:Japanese eel("eel"ウナギの意で、日本のウナギという意味)
【土用の丑の日にウナギを食べるという説】
江戸時代半ば、平賀源内がうなぎ屋の依頼で、店頭に「本日土曜丑の日」
と書いた。
昔から夏やせにはうなぎが良いと言われた事と、その日が土用の丑の日
(立秋の前の18日間)の丑の日であったことからなのだが、有名な先生が
お書きになったこの日のうなぎは何かあるに違いない。
と人々の関心を集め、大いに売れたと言う説があります。
名前の由来
ウナギは、奈良、平安の頃は、「ムナギ」といった。なぜムナギと呼ばれたのか?
円筒形の魚体が、屋根の棟に使う木材(棟木)に似ているからとか、胸が黄色いから (胸黄)とか、説はさまざま。
しかし”鰻”という漢字のツクリ「曼」は「長い」という意味であり、ウナギの特徴は、 やはりその身の長さにあるだろうから、「身長(むなが)と呼ばれていたのが ”ウナギ”になった。」という説が最も妥当みたいです。
特徴
明治12年、深川の服部倉次郎という人が創業したといわれ、明治24年:静岡県、明治29年:三重県で養鰻が始められた。
その後、浜名湖周辺を中心として発展しました。
産地
生のものは、愛知産が多いです。
その他
蒲焼がうな丼として登場したのは、芝居小屋を経営していた「大久保令助」が発端
だった。彼は大のウナギ好きで毎日蒲焼を取り寄せていた。
しかしどうしてもウナギが冷めてしまうのでなんとか冷めない方法はないものか
と考えたのが蒲焼を温かいご飯にはさんで入れたら蒲焼も冷めずに
美味しく食べられた。というのが始まりだそうだ。
しかしウナギは、当時ソバの値の十倍もしたそうです。
”蒲焼き”と言われるようになった云われ
蒲焼きももともとは上方(関西)から始まり、頭を切り落とさず腹を裂いてそのまま 焼いた。これでは少し脂っこいので江戸っ子が一工夫し、頭を切り落として竹串に刺し、白焼きの後”蒸しあげて”脂肪を抜きもう一度たれ焼きにしたのが今のものです。
焼いた色合いが植物の”かばの穂”に似ているからとか、その形からだとか、或いは香りが早く匂うからだとか色々です。